イオン化Cu加工とは
Ionized Cu
様々な物質(元素)をナノ以下のイオン粒子に
イオン化テクノロジーは、様々な物質(元素)を特殊発酵させること
により、元素であれば0.1~0.3ナノというナノ以下のイオン粒子にする
画期的な技術です。イオン化素材はシングルナノ・アンダーナノの
サイズでイオン化されているため繊維素材と直接結合します。
人体に安全な技術
有機酸醗酵という手法を用いて、従来の方法(強酸による溶解、
電気分解など)に比べはるかに生命体などに対する安全性が高く、
イオン化・低分子化した状態が極めて安定的で環境負担も低い技術です。
銅イオン
銅イオンとは、金属元素の銅が水中において電子を放出し、液中に溶出
したものです。銅・銅イオンとも人間には無害で、逆に人間に必須の
栄養元素です。
イオン化Cu加工
イオン化した銅を、繊維素材と直接結合させる加工技術です。銅イオンの
触媒作用によって、空気あるいは水の中の酸素の一部を活性酸素化し、
その作用で微生物中の有機物を分解させます。SORIENOの新素材は、
イオン化Cu加工を施し、消臭、抗菌、細菌やウィルスの減少、死滅させる効果が期待できる素材となっております。
◾試料
- a)イオン化銅液を70ml/Kg(1000ppm)練り込んだレーヨンワタ
- →練り込み後の(クロム系の)還元工程にて銅イオンが一部分離し、実際の検出濃度は258ppm
- b)イオン化銅液を140ml/Kg(2000ppm)練り込んだレーヨンワタ
- →練り込み後の(クロム系の)還元工程にて銅イオンが一部分離し、実際の検出濃度は396ppm
- c)イオン化銅液を350ml/Kg(5000ppm)練り込んだレーヨンワタ
- →練り込み後の(クロム系の)還元工程にて銅イオンが一部分離し、実際の検出濃度は851ppm
◾消臭試験
アンモニア 100ppm
試料
2時間
24時間
a
94.0%
96.8%
b
100.0%
–
c
100.0%
–
◾抗菌試験
試料
生菌数(0H)
生菌数(18H)
静菌活性値
a
洗濯0回
洗濯10回
1.0×105
1.0×105
9.2×102
7.2×103
4.0
4.3
b
洗濯0回
洗濯10回
1.0×105
1.1×105
1.3×10
1.4×102
5.8
5.2
c
洗濯0回
洗濯10回
6.6×104
6.6×104
<20
<20
5.5以上
5.5以上
※静菌活性値2.2以上で効果あり
抗カビ試験
試料
抗カビ活性値
クロカビ
白癬菌
a
0.1
0.4
b
3.2
2.9
※抗カビ活性値2.0以上で効果あり、3.0以上で高い効果あり